自宅学習に向けて、参考書を購入する学生は多いかと思います。学校で配られる教科書や問題集だけでは、どうしても分かりにくい部分がありますよね。
でも、書店やネット上にある参考書はとにかく膨大…。当てずっぽうに買ってしまうと、時間とお金が無駄になってしまう可能性も。そこでこの記事は、参考書の選び方についてご紹介していきます!
一番大事なのは、参考書の目的を明確にすることです。
基本的には「学力を伸ばす」というのが目標だと思いますが、テスト対策をしっかりとしたい方もいれば、受験に向けて応用力を伸ばしたい方もいます。受験に向けた勉強をしたいのに、テストで良い点をとるための参考書を買ってしまっては、あまり効果的とはいえませんよね。
同じ科目の参考書でもレベルはさまざまなので、まずは何を目的にして購入するのかはっきりとさせましょう。
自分のレベルはどれくらいなのか確認することも重要です。
もし、教科書の内容が分からず学校のテストで赤点をとってしまう人が、難関大学受験に向けたハイレベルな参考書を買ったとしても、把握できずに終わってしまいます。むしろ、「やっぱり自分には分からない、勉強なんて難しい」と感じ、自信を失います。逆も同様に、応用力を身につけたい人が教科書の基礎について学んでも、退屈に感じるでしょう。
そのため、まずは自分の学力がどれくらいなのかを把握し、それに見合ったレベルの参考書を探すのが大切です。
実際購入した人の感想が分かる口コミは、大きな情報です。通販サイトなどに載っているはずなので、確認してみましょう。
この際重要なのが、「良い評判」と「悪い評判」をどちらもチェックすることです。両方確認した方が、さまざまな観点の情報をキャッチできるので、より参考になります。ただし、他の参考書よりも圧倒的に口コミ数が多く、良い評判ばかりなら要注意。利益を狙う出版側が、やらせレビューをしている可能性もあります。
口コミは全て信じるのではなく、あくまで参考の一つとして冷静に判断しましょう。
気になる参考書が見つかったら、できれば書店で直接確認するのがおすすめ。どれほど評判が良く、自分に合っていそうな参考書だとしても、オンライン上の情報だけでは中身を確認できないからです。
中でも、気になる参考書が複数ある場合におすすめ。実際に内容を比較できるため、選びやすくなります。もちろん売り物なので、指紋や折り目がついてしまわないように丁寧に扱ってくださいね。
参考書の選び方についてご紹介しました。「参考書の目的」・「自分のレベル」・「口コミ」についてチェックし、気になるものがあれば書店で直接確認しましょう。
この記事を参考に、自宅学習にぴったりの参考書が見つかれば幸いです。
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