介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)の資格

資格解説  |

現在の日本の経済事情はデフレ不況と言われる中で、高卒、大卒の新卒者の就職率が6~7割程度と大変厳しい時代です。
日本の人口割合が少子高齢化となり、今では50代後半~60代の世代が多いので、今後もお年寄りが増えてくる可能性があり、このままでは慢性的な人材不足が続いてしまいます。そこで介護職に就く人へより高いニーズが求められてきます。

介護職員初任者研修とは、(旧ホームヘルパー2級)の研修制度におおむね値しますが、研修制度で技術を習得する事で、業務経験を積み専門性の高い社会福祉士、ケアマネージャーへとスキルアップする事ができます。
また、介護職の仕事の性質上では女性が多く占められていますが、お年寄りが増えて特別養護老人ホームなど重度の介護を必要とする人が入居する現場で働くにはでは、体力が必要なので男性でも活躍されています。
また、外国人でも日本語の読み書きと書き取りが困難でなければ受講できます。受講年齢はおおむね18歳以上です。

以前実施された施設での実習は介護職員初任者研修への移行にともなって実施の必要がなくなる場合があります。受講講座には、教材費等受講に必要なものは受講料にふくまれていますが、都道府県により実習がある所では、その実習先へ健康診断(胸部X線、検便)などを提出する為、医療機関での検査費は実費負担の場合があります。

<介護職員初任者研修の現在>
介護職を目指す方は、前述通り現在はホームヘルパー2級ではなく介護職員初任者研修を受けることを義務付けられています。また、この変更に伴い、ホームヘルパー2級ではあった30時間の現場実習が廃止となりました。無くなってはしまいましたが、現場実習を行うことはサービスの現場を知る貴重な機会だったのは間違いありません。スクールと現場の違いに戸惑わないためにも確実に受けておいた方がいいといえるため、現場実習のあるスクールがお勧めです。

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