介護事務管理士の資格

資格解説  |

介護事務管理士とは技能認定振興協会が認定する民間資格で、介護施設などの介護サービスを提供する場で必要となるスキルを証明する資格です。位置づけとしては、介護施設でケアマネージャーが行なっている介護事務全般のサポートするエキスパートに当たります。
事務全般を担当できるスキル・知識を有していることが認定され、具体的には介護サービス希望者への受付業務、介護サービス内容の説明、ケアマネージャーが作成した介護報酬請求に関わるレセプトの作成などです。
介護関連業務は今後も需要が高まる分野です。そのため、介護業界で転職やキャリアアップをする際にプラスに働く可能性があります。実務経験と併せることで能力アピールにもなるため、持っていると将来的に有利になります。
介護事務管理士の試験は、毎年奇数月の第4土曜日に開催されます。誰でも受験することが出来、最近の合格率は平均で50%程となっています。試験内容は択一式の筆記試験と、介護給付費明細書の作成などの実技試験となります。選んだ通信教育会社によって在宅受験か会場受験かが変わりますので、都合のいい方を選ぶことができます。在宅受験の場合は会場受験よりも合格ラインが厳しくなるので、その点も注意です。

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