行政書士の資格

資格解説  |

行政書士の資格取得は近年、難化傾向にあり、過去10年間の合格率は10%以下、年によっては5%以下と難しい部類に入りますが、国家試験なので取得したら一生有効です。年齢、学歴、国籍問わず、受験するのに規定はありませんが、長い勉強時間を要するので、途中で諦めてしまう方も多いので、強い意志で試験に臨む必要があります。試験に合格する以外で、資格を有するには、弁護士、弁理士、公認会計士、税理士、国又は地方公共団体で公務員として行政事務を担当した機関が20年以上で、高等学校を卒業した者に与えられます。試験方法は筆記試験、合格基準は法令等が46問中122点以上、一般知識等が14問中22点以上で、試験全体の得点が180点以上である者は合格することができます。出題形式は五肢択一式と多肢選択式と記述式があります。受験願書の配布は8月上旬より行われ、本試験日は11月の第2日曜日に全国の会場で13時から16時に実施されます。合格発表は1月第5週に受験者全員に合否通知書が郵送され、2月下旬には合格証が発送されます。試験に合格すると、住所、氏名、生年月日、事務所の所在地等を、日本行政書士会連合会へ登録すれば活動することができます。

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