ゲーム好きを活かす職業!プレイする・売る・作るどれが良い?

学びに役立つ小話  |

現在、ゲーム業界の成長率は右肩上がりになっています。その原因の一つが、コロナ禍の影響です。
新型コロナウイルス感染症の影響で、おうち時間が増えました。おうち時間での有意義な過ごし方の一つとして注目を集めたのが、オンラインゲームです。オンラインゲームで、遠くの友達とゲーム内で一緒に遊ぶことができるということで、一気に市場が拡大しました。その波は、現在も続いています。

ゲームに触れる機会が増えたことで、ゲームに興味を持ち、ゲームに関する仕事に携わりたいと思う学生も多いでしょう。ゲームに関わる仕事には、「プレイする」「売る」「作る」の3つがあります。

ゲームに関われる職業の紹介

「プレイする」「売る」「作る」の3つに分けて、ゲームに関われる職業を紹介していきます。

【プレイする】ゲームに関わる仕事

・プロゲーマー
ゲームをプレイして生計を立てている人も多くいます。それが、プロゲーマーです。

ゲーム市場の拡大に伴って、eスポーツ市場も大きく拡大しています。競技人口は1億人を超え、世界各国に多くのプレイヤーが存在しています。

その中でも、プロスポーツ選手と同じようにプロチームに所属し、報酬を得ているのが、プロゲーマーです。プロゲーマーの仕事は、ゲームの大会への出場やプロチーム内での練習がメインとなります。それだけでなく、トークイベントや大会へのゲスト参加、メディアへの出演など、プレイヤーとしての仕事以外もこなしています。

・Youtuber
中には、YouTuberのように配信者として活動する人もいます。

ゲームプレイ動画を面白く編集したり、効率的なクリア方法を紹介したりすることで、視聴してもらいます。Youtubeによる広告収入がメインですが、有名になれば企業案件を獲得することも可能です。

ただし、Youtuberを目指す人は多いものの、専業で生活できるだけの収入を得ている人はごくわずか。5000人もチャンネル登録して、ようやく月に5万円前後の報酬があるとされています。
広告収入が減少していることもあり、今からゲーム配信を行うYoutuberとして売れるには、才能と運が必要となるでしょう。

【売る】ゲームに関わる仕事

・ゲームショップや家電量販店の販売員
ゲームに携わる仕事には、販売する仕事も含まれます。好きなものに囲まれて仕事をしたいという方にはうってつけでしょう。
しかし、ゲームに直接関わる仕事というより、レジ打ちや商品の品出しなど、販売職としての仕事がほとんどを占めています。直接ゲームに関わるわけではないため、不満を感じてしまう方が多いかもしれません。

とはいえ、ゲーム販売の最前線で働くことができるので、新作ゲームの情報などはいち早く得ることができます。ゲーム好きの仲間も作りやすいでしょう。

・ゲーム会社の営業担当
ゲーム会社といったら制作のイメージがありますが、一般的な企業と同じく商品やサービスを売り込む「営業」の存在も欠かせません。
ゲーム会社の営業として、取り扱うゲームの特徴や面白いポイントを理解し、販売店に売り込みます。また、最近ではダウンロードによる販売も増加しているため、直接ユーザーにアピールすることが重要。そのため、広報担当者と協力して認知度を上げる施策を考える場合もあります。

コミュニケーション能力があり、ノルマを達成することにやりがいを感じるゲーム好きの方なら、ぴったりの仕事といえるでしょう。

【作る】ゲームに関わる仕事

・ゲームクリエイター
ゲームに関わる仕事として、一番の花形なのが、ゲーム制作に関わる仕事ですよね。「ゲームプロデューサー」や「ゲームプログラマー」、「シナリオライター」など、ゲーム制作に関わる仕事をまとめてゲームクリエイターと呼びます。
専門的なスキルを持った様々な職業の人々が、一つのチームとなってゲームを制作します。

ゲーム制作の醍醐味は何より、自分の作ったゲームが世に出て、多くの人に遊んでもらえる感動を味わえることでしょう。
例えばシナリオライターは、ゲームのストーリーや展開、キャラクターのセリフなどを担当します。「あの場面でのセリフが忘れられない」「壮大なストーリーで何周も遊べる」といったようなユーザーの評価は、大きなやりがいに繋がります。中には、シナリオライターのファンとなり、そのライターが担当したゲームならジャンル関係なしに買ってしまう人も。

作ったゲームが多くの人に愛される作品になった時の喜びはひとしおです。大変なことも多いゲーム制作ですが、同時に大きなやりがいを感じることができます。

ゲームの制作に携わるなら、専門学校へ

多くの人に楽しんでもらえるゲームを作りたい、という希望を胸にゲーム制作会社への入社を希望する方もいるでしょう。売れるゲームや楽しんでもらうゲームを作るには、知識と技術が必要です。スキルを身に着けるなら、専門学校への進学がオススメですよ。

例えば、ゲームをはじめとしたITやデジタルコンテンツの専門学校「HAL」があります。本物のゲームクリエイターを育成する専門学校で、実績が多数あります。
実績の一つには、ゲームクリエイターの登竜門である、「日本ゲーム大賞」で15年連続入賞実績があります。そんな実力が付く背景には、HALならではの教育システムが大きく影響しています。
各ゲーム企業の第一線で実際に働くプロからの直接指導を受けることや、産業界と連携をしてケーススタディをできることなど、確実に成長できる環境が整っている専門学校です。

参考:HAL(https://www.hal.ac.jp/job/game)

まとめ

ゲーム好きを活かす職業は、さまざまなものがあると分かりました。
ゲーム業界は、厳しい環境ではありますが、多くの人にプレイしてもらえる作品を作るというやりがいの多い仕事です。人気作品を作るために専門学校で力をつけて、人気コンテンツを作り出しましょう。

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