調剤薬局事務の資格

資格解説  |

調剤薬局事務とは、主に病院や診療所の処方箋を取り扱う調剤薬局において、事務作業をする仕事になります。事務とはいいますが、一般的な会社での事務とは異なりますので、その点は注意が必要です。

具体的な仕事としては、まずパソコンを使い、処方箋の打ち込みをすること、レセプトと呼ばれる、患者さんひとりひとりのその月の処方歴をまとめたものを作成し、保険請求を行う事、薬剤師の補助等があげられます。それぞれ普通に生活している中ではなかなか触れる事の無いものですので、事務とはいえそれなりの専門的な知識が必要となります。

調剤薬局で事務員をするにあたっては、特別に国家資格が必要、というわけではありません。現在ある調剤薬局事務の資格はすべて民間で取り決めているものですので、なくても仕事をする事は出来ます。しかしながら、さきほど述べた様に、事務といってもする作業が異なる為、持っていて損はありません。就職する上でのアピールには勿論なりますし、薬や点数といった種類も多く複雑なものを会得するのは大変な事でもありますが、全く知識がない状態で仕事を始めるより、「あれはこのことだったのか」と、覚えた知識を使い、より早く自分のものとしてゆく事も可能になるでしょう。調剤薬局で事務員をしたいのであれば、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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